プロセステクノロジーを用いた経営コンサルティングの形式知化
- Daisuke Wakui

- 2月11日
- 読了時間: 16分

「コンサルタントによって品質が全然違う」「前回と同じレベルの支援が受けられない」経営コンサルティングを活用したことのある企業であれば、一度はこう感じたことがあるのではないでしょうか。
こうした「属人化」が起きる根本原因は、コンサルティングの進め方やノウハウの多くが、個々のコンサルタントの暗黙知(経験と勘に基づく、言語化されていない知識)に依存していることにあります。優秀なコンサルタントほど、自身の経験と直感で素早くプロジェクトを進めますが、その思考プロセスは言語化されず、組織にも顧客にも蓄積されにくいのです。
先に結論をお伝えします。経営コンサルティングの暗黙知は、「1つのプロセスにつき1つの判断」という最小単位まで分解すれば、形式知化できます。 これは、製造業における暗黙知の形式知化で実績を持つSOLIZE(旧インクス)の「プロセステクノロジー」で実証されてきたアプローチです。
本記事では、暗黙知・形式知という言葉の意味から、プロセステクノロジーの中核概念「1Process-1Decision」、暗黙知を形式知化する5つのステップ、そして経営コンサルティングへの応用と生成AIとの融合までを、実例とともに解説します。
暗黙知とは?形式知とは?-まず「暗黙知の形式知化」の意味を整理する
暗黙知とは
暗黙知とは、個人の経験や勘に基づく、言葉やマニュアルでは伝えきれない知識のことです。熟練の職人が「手の感覚で分かる」と表現するような知識がこれに当たります。もともとは科学哲学者マイケル・ポランニーが著書『暗黙知の次元』(1966年)で示した概念で、「人は語れること以上のことを知っている」という洞察が出発点にあります。
形式知とは
形式知とは、文書・データ・手順書など、誰でも理解・再現できる形に整理された知識を指します。マニュアル、チェックリスト、判断基準表、業務フロー図などはすべて形式知です。
観点 | 暗黙知 | 形式知 |
形 | 頭の中の経験・勘・コツ | 文書・図表・データ・手順書 |
伝達 | 本人の指導や長年の実地経験が必要 | 誰でも読んで理解・再現できる |
組織への蓄積 | 本人が抜けると失われる | 組織の資産として残る |
例 | 熟練者の「手の感覚」、ベテランの「筋の良い」判断 | 判断基準表、業務フロー、チェックリスト |
暗黙知の形式知化とは
暗黙知の形式知化とは、個人の頭の中にしかない知識を分析・構造化し、組織として共有・活用できる状態に変換するプロセスです。属人化の解消、技能伝承、ナレッジマネジメントの出発点は、すべてここにあります。
ナレッジマネジメントの分野では、野中郁次郎氏らが提唱したSECIモデル(共同化・表出化・連結化・内面化の4プロセスで知識創造を説明する枠組み)が有名で、暗黙知を言葉や図で表す段階は「表出化」と呼ばれます。ただ、多くの解説はここで止まります。実務で本当に難しいのは「表出化を、具体的にどうやるのか」です。「ベテランにインタビューしましょう」「マニュアルを作りましょう」という一般論では、熟練者本人すら意識していない判断は取り出せません。
その問いに、製造業の現場で徹底的な答えを出したのが、SOLIZE(旧インクス)のプロセステクノロジーです。
SOLIZEのプロセステクノロジーとは-「1Process-1Decision」という発想
プロセステクノロジーは、暗黙知の形式知化を極限まで突き詰めた技術です。その核心にあるのが、「1Process-1Decision(1つのプロセスにつき1つの判断)」という考え方です。
これは、人間が業務の中で行うあらゆる判断を、「1つのプロセスにつき1つの判断」という最小単位にまで分解するアプローチです。たとえ一瞬の出来事であっても、人間が脳内で何らかの判断を下しているならば、それは1つのプロセスとして定義されます。
たとえば、製造現場で機械のボタンを押すという単純に見える動作。その裏では「今このボタンを押すべきか否か」という判断が必ず行われています。「機械の表示灯は何色か」「材料は正しくセットされているか」「異音はしていないか」――熟練者が無意識に確認しているこうした要素を、一つひとつ取り出していくのです。
インクスの実例:携帯電話の金型製作を「45日→45時間」に
この方法論の威力を示すのが、インクス(1990年創業。現SOLIZE)自身の実績です。同社は、金型の熟練職人が頭の中で行っている判断を徹底的に分解・形式知化し、業務フローと支援システムに落とし込むことで、通常45日かかっていた携帯電話の金型の設計から製造までを、45時間にまで短縮しました。熟練工100名が担っていたプロセスを、システムの支援を受けたわずかな人数で回せる形に変えたのです。
さらに象徴的なのは、創業者・山田眞次郎氏の次の言葉です。熟練者の思考プロセスを徹底的に明文化した結果、「本当に熟練者にしかできない判断は、全体のわずか3%しかなかった」と山田氏は語っています(リバネスL Mediaによる本人インタビューより)。つまり、残りの97%は、分解して言語化すれば誰でも――あるいはシステムでも――担える判断だった、ということです。
一見すると地道でシンプルな作業に見えますが、この徹底した分解と構造化こそが、属人的な要素を削ぎ落とし、業務を誰でも扱える形に変換する。これがプロセステクノロジーの本質です。
暗黙知を形式知化する方法-プロセスを丸裸にする5つのステップ
では、判断はどうやって分解するのか。プロセステクノロジーでは、1つの判断を次の5つの要素に分けて明文化します。これが、暗黙知を形式知化する具体的な手順です。
ステップ1:判断項目の特定
その判断を下すために、何を確認しているのかを洗い出します。先ほどの例で言えば、「機械の表示灯は何色か」「材料が問題なくセットされているか」「異音はしていないか」熟練者が無意識に確認している項目を、一つひとつ明らかにします。
ステップ2:判断基準の明文化
各判断項目に対して、どのような状態なら良く、どのような状態なら悪いのか、その基準を言語化します。「表示灯が青なら問題なし、赤なら危険」「異音が一定の大きさ以上なら停止」といった具合に、曖昧な「感覚」を明確な基準に変換します。
ステップ3:思考手順の構造化
判断項目をどのような順番で確認し、どのようなロジックで最終判断に至るのかという思考の流れを整理します。熟練者は複数の項目を瞬時に総合判断していますが、その順序と優先度には必ずパターンがあります。
ステップ4:判断アウトプットの定義
思考の結果、脳内でどのような結論が生成されるのかを明確にします。「危険だから機械を止める」「問題ないので次工程に進む」「微妙なのでもう一度確認する」――判断の結果として生まれる情報を言語化します。
ステップ5:アウトプットの伝達方法とツールの特定
その判断結果が、どのような言葉や情報として、どのツール(帳票・システム入力・口頭)で他者に伝達されるのかを可視化します。判断がアクションに変わるまでの最後のプロセスです。
この5つのステップを、すべての工程に対して徹底的に行います。すると、本人すら気づいていなかったプロセスが丸裸になり、誰にでも扱える形に変換されます。SECIモデルの言葉を借りれば、「表出化」を精神論ではなく作業手順に変えたものが、この5ステップだと言えます。
経営コンサルティングに潜む「暗黙知」の正体
このプロセステクノロジーの視点で経営コンサルティングを見ると、何が見えてくるでしょうか。
実は、コンサルタントの仕事も「判断の連鎖」で構成されています。一見、高度で複雑に見える知的作業も、分解すれば一つひとつの「1Process-1Decision」の積み重ねに他なりません。
論点設計における暗黙知
優秀なコンサルタントは、クライアントの課題を聞いた瞬間に「何を明らかにすべきか」を直感的に構造化できます。大論点からサブ論点へ、さらにその下へとMECE(モレなく・ダブりなく)に分解する。この思考プロセスは、BCGをはじめとする戦略コンサルティングファームで日常的に行われていますが、「筋の良い論点の立て方」は体系的に教えられることが少なく、OJT(現場での実務を通じた指導)と個人の試行錯誤に委ねられています。
しかし、プロセステクノロジーの視点で分解すれば、論点設計にも明確な「判断項目」「判断基準」「思考手順」が存在します。「クライアントの業界構造はどうか」「競合との差別化ポイントはどこか」「時間軸はどの程度か」こうした判断項目を、どのような順序で、どのような基準で評価し、どのような論点構造をアウトプットするのか。5つのステップで明文化すれば、論点設計は再現可能なプロセスに変わります。
仮説構築における暗黙知
論点が設計されたら、次は各論点に対する仮説を立てます。「おそらくこうだろう」という初期仮説の精度が、プロジェクトのスピードと品質を大きく左右します。しかし、なぜその仮説が妥当なのか、どのような情報や過去の経験から導かれたのかは、多くの場合コンサルタント本人にしか説明できません。
ここにも「1Process-1Decision」は適用できます。仮説を立てる際に参照している情報(判断項目)、仮説の筋の良さを見極める感覚(判断基準)、複数の仮説候補からの絞り込み方(思考手順)――これらを分解・言語化することで、仮説構築のプロセスも属人性を排除できます。
タスク設計とリソース配分における暗黙知
仮説を検証するために何をすべきか、誰がやるべきか、どのくらいの時間がかかるか。こうしたプロジェクト運営に関する判断も、経験豊富なマネージャーの暗黙知に強く依存しています。結果として、同じテーマのプロジェクトでもマネージャーによって進め方が大きく異なり、品質やコストにばらつきが生じます。
タスクの粒度をどう決めるか、そのタスクは人間がやるべきかAIに任せるべきか――こうした一つひとつの判断にも、明確にすべき判断項目と判断基準があります。
プロセステクノロジーを経営コンサルティングに実装する
当社Labz.の創業者は、SOLIZEで製造業向けの暗黙知の形式知化を経験した後、BCG(ボストン コンサルティング グループ)で戦略コンサルティングに従事しました。
SOLIZEでは、熟練者の判断プロセスを「1Process-1Decision」で徹底的に分解する技術を身につけました。BCGでは、論点・仮説思考に基づく戦略コンサルティングの実務を経験しました。この2つのキャリアを通じて確信したのは、製造業の現場で職人の技を丸裸にしたのと同じ方法論で、経営コンサルティングの思考プロセスも丸裸にできるということです。
コンサルティングプロセスの「1Process-1Decision」化
当社では、コンサルティングプロジェクトのあらゆる判断ポイントを「1Process-1Decision」の単位で分解し、形式知化しています。
たとえば「この事業の成長戦略をどう描くか」という大きな問いに対して、コンサルタントが脳内で行っている判断を一つひとつ分解します。市場データのどこを見るか(判断項目)、成長率がどの水準なら有望と判断するか(判断基準)、市場→競合→自社の順で分析する(思考手順)、「この市場セグメントに注力すべき」という結論を導く(判断アウトプット)、そしてそれをスライド資料やプロジェクトマネジメントシートに落とし込む(伝達方法・ツール)。
この分解を徹底することで、プロジェクトの全体像が「大論点→サブ論点→仮説→タスク」という階層構造として可視化され、すべてを一元管理できるようになります。
最適な役割分担が、根拠を持って導き出せる
プロセスが「1Process-1Decision」の単位で可視化されると、各タスクの性質が明確になります。すると、「このタスクは高度な判断を伴うから当社コンサルタントが担当すべき」「このタスクは判断基準が明確だからクライアント側で対応可能」「このタスクは情報収集と定型的な分析だから生成AIに任せられる」という役割分担が、根拠を持って導き出されます。
従来のコンサルティングでは、コンサルタントがすべてのタスクを抱え込む傾向がありました。それが高額な費用の一因でもあります。インクス創業者・山田氏の言う「熟練者にしかできない判断は3%だった」という発見と同じことが、コンサルティングにも言えます。本当に経験豊富なコンサルタントが介在すべき高付加価値な判断業務にリソースを集中させ、それ以外はAIやクライアント自身に委ねる。これが、品質を保ったまま費用を下げる唯一の構造的な方法です。
生成AIとの融合が、形式知化の価値をさらに高める
形式知化されたプロセスは、生成AIとの相性が極めて良いという特長があります。「1Process-1Decision」で分解されたプロセスは、AIに任せるべきタスクを正確に切り出す「設計図」として機能するからです。
暗黙知のままでは「なんとなくAIを使ってみた」で終わります。しかしプロセスが構造化されていれば、「この判断項目の情報収集はAIが担当」「この判断基準に基づく一次仕分けはAIが実行」「最終判断は必ず人間が行う」という明確な設計が可能になります。AIの出力を人間がレビューして確定する、いわゆるHITL(Human-in-the-Loop=人間による最終確認を組み込んだ設計)です。全自動のAIでは品質を約束できない上流の判断業務でも、この役割分担なら実運用に耐えます。
当社では、コンサルティング知見を生成AIに組み込んだ独自ツールを開発し、2022年11月のChatGPT公開以降、段階的にAI活用の範囲を拡大してきました。Google検索の自動化から始まり、文書検索・分析の自動化、業務分析の自動化、新規事業企画の自動化、リサーチのデータベース化、そして経営コンサルAIエージェントへと進化を続けています。その結果、品質を保ったまま、平均約30%の工数削減を実証しています。
この進化も、プロセステクノロジーの思想に基づいています。まず、コンサルティング業務全体を「1Process-1Decision」で分解し、その中からAIが代替可能なプロセスを特定し、一つずつ自動化していく。こうした積み上げ型のアプローチだからこそ、着実に、再現性を持ってAI活用を拡大できるのです。
形式知化がクライアントにもたらす3つの価値
1. コストの最適化
プロセスが最小単位まで透明化され、AIとの適切な役割分担が実現することで、品質を落とさずに工数を大きく削減できます(当社実証で平均約30%)。人月(人の稼働時間)を売るビジネスでは、効率化した分だけ売上が減るため、この削減益はなかなか価格に反映されません。当社は人月を売らないため、削減した工数をそのまま価格に還元できます。これは品質を落とした安さではなく、「1Process-1Decision」の分解によって無駄を排除し、リソースを最適配置した結果です。
2. ノウハウの内製化、しかも「貴社の資産」として
従来のコンサルティングでは、プロジェクトが終了するとノウハウはコンサルタントと共に去っていきました。しかし、「1Process-1Decision」で形式知化されたプロセスは、クライアント企業の中に残ります。
論点の立て方、仮説の検証方法、タスクの設計と管理方法――これらが判断項目・判断基準・思考手順として明文化されているため、コンサルタントがいなくなった後も、クライアント企業自身がそのプロセスを再現し、改善し続けることができます。当社は、この成果物を特定のベンダーやツールに縛られない形でお渡しすることにこだわっています。契約を終えても、貴社の手元で使い続け、書き換え続けられる。形式知化の価値は、そこまで含めて初めて本物になると考えるからです。
3. プロジェクトの再現性
形式知化されたプロセスは、次のプロジェクトにも応用できます。一度「1Process-1Decision」で体系化された「戦略策定の進め方」や「新規事業立ち上げの型」は、テーマが変わっても基本構造は共通しています。プロジェクトを重ねるごとに、クライアント企業自身のプロジェクト推進力が高まっていく――これが形式知化の最大の価値です。日本ではDXを推進する人材、とりわけ上流を構想する人材の不足が深刻と指摘されるなか〔IPA「DX動向2025」〕、進め方を社内に蓄積できる意味はますます大きくなっています。
実際の活用事例
当社では、この形式知化されたコンサルティングアプローチを、幅広い業界・テーマで提供しています。
大手消費財メーカー|中期経営計画づくりの内製化支援(約9ヶ月):長年外部コンサルに任せていた中期計画づくりを「自社でできるようにしたい」という要望に対し、計画策定の型(フレーム)の提供とスタッフ育成で伴走。経営企画部が自力で中期計画を立て切れる体制を確立しました。まさに「進め方の形式知化を、顧客の手に残した」事例です。
生命保険会社|生成AIを活用した全社DX戦略の立案と、保険金支払査定業務の自動化:全社DX戦略の立案を支援したほか、別プロジェクトでは、専門医が担っていた支払査定の判断(暗黙知の塊です)を、判断基準・思考手順のレベルまで言語化してAIに実装。「曖昧な事案では広義のコードを取る」といった組織の考え方のルール化を積み重ね、判定AIの正解精度を(低いものは当初44〜45%から)3種類すべてで80%以上まで改善し、人間の最終確認を組み込んだ本番運用に向けて推進しています。
中小物流会社|食品衛生管理SaaS(クラウドで提供するソフトウェアサービス)の立ち上げ(約4年伴走):新規事業として立ち上げたSaaSに、要件定義からプロジェクト推進・運用まで約4年伴走。サービスイン後、利用企業の離脱ゼロを達成しました。
造船会社|航路最適化AIソリューションの新規事業検討:市場・競合の分析から差別化方針の策定、技術検証(PoCで燃料消費量を約92%の精度で予測)、収益モデルの試算までの事業性検討を支援しました。
いずれの案件でも共通しているのは、プロジェクトの論点設計から始め、コンサルティングプロセスを「1Process-1Decision」の思想で可視化した上で、人・クライアント・AIの最適な役割分担を実現しているという点です。
暗黙知の形式知化に関するよくある質問
Q1. 暗黙知と形式知の違いを一言で言うと?
暗黙知は「個人の経験や勘に基づく、言語化されていない知識」、形式知は「文書や図表などで明文化され、誰でも理解・再現できる知識」です。暗黙知は本人が抜けると失われますが、形式知は組織の資産として残ります。
Q2. 暗黙知の形式知化は、何から始めればよいですか?
対象業務の中で「熟練者と非熟練者で結果に差が出る判断」を1つ選び、その判断を「判断項目→判断基準→思考手順→判断アウトプット→伝達方法」の5要素で書き出すことから始めるのが実践的です。業務全体を一度にマニュアル化しようとするより、判断単位で小さく分解するほうが確実に進みます。
Q3. すべての暗黙知を形式知化すべきですか?
すべてを形式知化する必要はありません。インクスの実例では、徹底的に分解した結果「本当に熟練者にしかできない判断は約3%だった」と創業者の山田氏は語っています。裏を返せば、97%を形式知化・自動化し、残る数%の高度な判断にこそ人間の力を集中させるのが、形式知化の正しいゴール設定です。
おわりに:「コンサルティングのブラックボックス」を開く
経営コンサルティングは長らく「ブラックボックス」でした。高い費用を払っても、何にどれだけのリソースが使われているのか見えない。プロジェクトが終わっても、ノウハウが社内に残らない。そうした不満の根本原因は、コンサルティングプロセスが暗黙知に依存し、属人化していることにあります。
SOLIZE(旧インクス)のプロセステクノロジーは、製造業の現場で熟練者が無意識に行っていた判断を「1Process-1Decision」の最小単位で丸裸にし、誰にでも扱えるものに変えてきました。本人すら気づいていなかったプロセスを一つひとつ可視化し、業務フローとシステムに落とし込む。このシンプルだが強力なアプローチは、経営コンサルティングという知的サービスにおいても、まったく同じ力を発揮します。
当社Labz.は、BCGで培った論点・仮説思考と、SOLIZEで培ったプロセステクノロジーを融合させ、そこに生成AIを掛け合わせることで、「経営コンサルティングの形式知化」を実現しています。品質を保ったまま費用を抑え、進め方そのものを貴社の資産として残す――その土台にあるのは、一見地味に見える「判断の分解」の徹底です。
プロジェクトの進め方にお悩みの方、コンサルティング費用の最適化をお考えの方、そしてプロジェクト推進のノウハウを自社に蓄積したいとお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。貴社のテーマのどこに「形式知化の効きどころ」があるか、一緒に見立てるところから始めます。
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主な参考・出典
リバネス L Media「『プロセステクノロジー』が、あらゆる業界の生産性を高める」(元・株式会社インクス代表 山田眞次郎氏インタビュー、2022年公開)――1Process-1Decisionの定義、携帯電話の金型45日→45時間、「熟練者にしかできないことは3%」の各事実の出典
山田眞次郎『インクス流! 驚異のプロセス・テクノロジーのすべて』(ダイヤモンド社)
マイケル・ポランニー『暗黙知の次元』(1966年)――暗黙知の概念の原典
野中郁次郎・竹内弘高『知識創造企業』――SECIモデル(共同化・表出化・連結化・内面化)
IPA「DX動向2025」――DX推進人材の不足に関する調査
工数削減効果(平均約30%)は当社プロジェクトでの実証値。BCG×ハーバードの実証研究(作業速度+25%・品質+40%、2023年)など外部研究とも整合しています。


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