リサーチ(調査)資産化を実現するプロンプトの魔力
- Daisuke Wakui
- 2024年8月29日
- 読了時間: 3分
更新日:2月3日
皆様、こんにちは。今回は、当社が展開しているリサーチ(調査)結果の価値を最大化するサービスについて、特に「プロンプトの魔力」と題してご紹介させていただきます。
当社のリサーチ(調査)フレームワーク
当社では、リサーチ(調査)を以下の3つのフレームワークで整理しています。
集める
貯める
使う
本ナレッジでは、特に「使う」段階に焦点を当て、そのナレッジをまとめました。

リサーチ(調査)資産化のプロセス
1. 情報収集
まず最初に、リサーチ(調査)の目的に合わせて情報を集めます。情報収集の手段は特に限定しませんが、最近では生成AIを活用した効率的な情報収集ツールも登場しています。当社でもRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を用いたツールを開発しております。
2. プロンプトの活用
集めた情報に対して、欲しい観点(=プロンプト)を与えることで、生成AIが収集した情報をプロンプトに合わせて加工してくれます。これにより、同じデータベースから異なる視点での情報抽出が可能になります。
ケーススタディ
架空のメーカーが生成AIの活用を検討しているケースを想定してみましょう。
検討材料として他社事例を参考にしようと考えて、Google検索で情報をまとめております(FactDBの構築済み)。
設計部署のケース
設計業務への活用を考えている、設計部署の山田さんはFactDBに対して、以下のプロンプトを適用しました「設計業務に適用可能な生成AIのユースケースを情報を整理しながら提案して下さい」。
当社開発のリサーチ資産化ソリューションが出した結果です。※一部抜粋
保全部署のケース
保全業務への活用を考えている、保全部署の鈴木さんはFactDBに対して、以下のプロンプトを適用しました「保全業務に適用可能な生成AIのユースケースを情報を整理しながら提案して下さい」。
当社開発のリサーチ資産化ソリューションが出した結果です。※一部抜粋
これらの結果から、同じFactDBを用いながらも、ユーザーが欲しい観点に合わせて情報を加工できていることが分かります。
当社が考えるリサーチ(調査)の資産化
当社が考える「リサーチ(調査)の資産化」とは、貴社にとって必要な情報を一元管理して活用することです。当社のリサーチ(調査)資産化ソリューションを用いることで、収集したFactDBから様々な観点で、部署に関係なくFactを活用することが可能になります。
まとめ
プロンプトの魔力は、同じデータベースから多角的な視点で情報を引き出せる点にあります。これにより、リサーチ(調査)結果の価値を最大限に引き出すことができ、貴社の試算に変えていくことができます。
ご興味を持たれた方は、ぜひ当社にお問い合わせください。リサーチ(調査)結果の活用方法について、詳しくご説明させていただきます。
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